８時間！

１月４日、犬猫霊園での待ち時間。

８時間て・・・・・


すみれちゃんはお寺の猫さん、この場所がお気に入りだそうです♪ もう少し黒が強いとコロスケにそっくり＾＾


霊園も、大方の世間も、そして私も４日は仕事始め。
年末年始の休業中に入っていた注文がそれなりにありました。
それらは前日（３日）の夜にすべて検品し、配送伝票も記入し、当日朝（４日）夫がプリントアウトした明細をそれぞれの荷物に間違いのないように入れるところまで済ませて小豆を病院へ。
帰宅後、いつもと違う家族の気配に妙なテンションのサクラをなだめつつトイレ散歩を済ませると、あらら・・・１０時半ですよ。

まあ、霊園までは２０分の距離（渋滞がなければ）、午後の生協の配達までには戻って来られるだろうと出かけたのでした。

あらら〜　(・_・；)_・；)・；)；)


寝ている場所はなんと給茶器の上＾＾

　
　

暮れの３０日から正月３日まで立会い火葬は休みですが、遺体の搬入と受付はありました。
でも、ケン爺を一人で置いてくる気になれなかったのです。

２日にでも連れて行って、立会いの予約をしてくれば４日はそんなに待たずに済んだはず。
ただ小豆のようすも心配だったので、迷いに迷って・・・決断が鈍ったのでした。


こんなお顔…やっぱり似てる＾＾


１０時半を過ぎ、子どもたち３人と車に乗り込み、お寺に到着！
駐車場がいっぱいなのを見て、頭ん中『？』
係の人が空いてる場所を教えてくれてなんとか駐車。
次に受付でテーブルに並んだ遺体の数に『・・・・・。』

待ち時間を尋ねると「３〜４時間…？」とのこと。
霊園側でも想定外の混み具合だったようす。

そこで預けて後日の立会いを予約して帰ることも可能だった。
合同火葬で合葬でも、個別で遺骨を届けてもらうこともできた。

でも、待つと言ってしまった。
子どもたちの予定もあるし…、
骨を拾って帰りたいと思った…、だから仕方ない。
生協の配達には間に合うだろうと…。


立会いの人用の待合室は満員！
なので、本堂のそばの空いてる待合室でのんびり。
ごはんに行こうかどうしようか迷いながら…。
一旦車を出すと戻った時に駐車できるかどうかわからないし…。

大学病院のように、携帯番号を伝えて順番が来たら呼んでもらえば良かったんだね〜＾＾；
…ていうか、そういうシステムにするべきだ。
あとで気が付いた。
たぶん、今回の経験で改善されるんだろうな…。
ま、次に亡くなる子が年末年始にかかるとは限らないけど。


この子はゴマちゃん、きれいな座り方がタケシみたい＾＾

立会いの待合室で待っていた人たちはかなりご立腹で寺側へ怒鳴り込んだおじさんも、ブツブツと文句垂れているおばさんもいる。
たしかにお寺の側の不手際だと思う。
でも、そんな場で腹を立てて怒りを爆発させ、他者を不快にし自らも不機嫌になっても仕方ないじゃない？
その日を選んで旅立って行った子が悲しんでしまう。


私たちは、待ってる間すみれちゃんやゴマちゃんが癒してくれたから苛立つこともなかったように思う。
彼女たち、決して愛想はよくないけど、ただそこに居るだけなんだけど、立派に役目を果たしてくれていた。


こんなこともあるよなぁ〜
ケンちゃん、死んだあとまでエピソード作ってくれるなんて…
こんな顛末も、すべてがケンちゃんとの思い出だ。

そんな日を選んで旅立って行った子を微笑ましく思う。

タグ：年末年始 犬猫霊園