ケンちゃんを送った…：A MINUIT, A MIDI：SSブログ

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ケンちゃんを送った…　[わんにゃん] [編集]

＜１２月３１日午前１時２０分撮影＞

サクラさんと仲良く並んで寝てました。
というか、おコタに潜り込んでたのが暑くなって顔を出したらたまたま・・・だっただけですが。

火傷が正月休みにかからなくてよかったなんて思ったから…？
お葬式を正月休みにぶつけてくれちゃった…？

もう・・・ケンちゃんってば（爆）

１月４日、立会い火葬の受付は９時半から。
９時には家を出るつもりだったのですが、ケン爺の亡くなる前後から小豆のようすが変で朝一で病院へ行き、次にサクラさんの散歩をし、結局、家を出たのは１０時をまわってしまった。
犬猫霊園に着いたのは１１時過ぎ。

さあ・・・・・、そこからですよ。
まず、駐車場が満杯なのに驚き、受付でずらりと並んだ遺体に驚き、それでもさすがに５時頃には帰れるかと思ったのが甘かった。
正月早々、たまげましたね〜（＾＾；
この話しはまた後日…

そして６日が初七日。

今、１わんと４にゃんの日々はふわっと軽い毎日です。
単に頭数の問題ではなく存在感がふわふわしている感じです。
缶詰の４等分は楽チンです。

ケン爺のために缶詰を買いに走る必要がなくなって、私は少し楽になりました。

だけどね・・・・・。

　
　
老衰で看取るのは、もちろん悲しいけど、意外に心は穏やかなものです。
たぶん調べればなにかしら病気も見つかったかもしれないけど、
年齢が年齢だから積極的な治療はしないと決めていたので、だったら検査もしない。

ということで、ただただ見守ってきたこの数ヶ月でした。
夏頃から外へ出たがっていたのはやはり野良暮らしが長かった子の悟りだったと思います。
姿を隠して、ひとり静かに逝きたかったのでしょう。。

ごめんね、ケンちゃん
その願いは叶えてあげられなかった。
そばで看取らせてほしかったのよ。

びっくりしたと思う。
長年、外で生きてきた子にとって、
ケガで弱っていたとはいえ　ある日突然、家の中で大きな犬との同居が始まるなんて・・・。
でも馴染んでくれた。

自分より年下のタケシやチビに威張ることなく立ち位置をわきまえて、
ある日突然やってきたちびっこたちを温かく受け入れてかわいがってくれた…
大福が亡くなったあと、すり寄って甘えるタイプではない小豆をそっと見守り、
時には老体にむち打ってプロレスごっこをしかけたり、しかけられたり…
やんちゃなグリちゃんやロイちがごはんを横取りしても譲ってしまう…
やさしいケン爺…

タケシが亡くなったあとは、自分は今逝くべきでない…と頑張ってくれたんだよね。
とってもしんどいのに、毎日いっしょうけんめい生きてくれたんだよね。
大福やタケシがごはんを食べられなくなって私たちが悲しんでいるのを見ていたから、
ケンちゃんはごはんをいっぱい食べてくれたんだよね。

そして力尽きちゃった。
ありがとね、本当にありがとね。
い〜っぱい感謝してる。

心からありがとう。