飼い犬の呼び戻し

自分が飼っている犬の呼び戻しに自信のある方、手を挙げて。

　(￣▽￣)ﾉ　私は絶対に戻ってこない自信が１０００％ほど。


　
　
９日、日曜日のお昼、寿命の縮む思いをした。
どう書けばいいのか、忙しさもあってなかなか考えがまとまらない。


いつも通る踏切、遮断機が下り、人も車もそこそこ連なっている状況で、
ふらふらとひとり歩きのハスキー犬が線路内に侵入！　((((゜д゜;))))

目の前に立ち塞がる徐行中の車両、
その下をくぐり抜けようとする素振りに周囲から悲鳴とどよめきが・・・。


名を呼びながら追ってきたのは小学生の男子２人。

たぶん１度か２度会ったことのあるハスキーだ。まだ若い。
サクラを連れてなければ、引き戻しに飛び込めるのに…。
どうすることもできない。
大型犬を飼っていない人にはハスキーは恐いだろう。

マテ、コイ、カム、ステイ、ダメ、ノー
どれも通じない…もうヤだ！
しつけの入ってない犬と、そんな犬の注意を惹けない私自身。

しばし落ち込む。＿|￣|○

だけど、目の前に立ちふさがる大きな物体は避けようとする犬の本能にちょっと感心。
その後、徐行中の各停の最後尾をすり抜けていく犬、向こう側の人たちから悲鳴！
見ると、上りの急行が急接近、通り過ぎていく。

生まれて初めて本気の悲鳴を上げてしまった。
声ってちゃんと出るもんですね（＾＾；


飼い主家族とその愛犬…のみならず、運転士、車掌、乗客、ドライバー、
その場に居合わせた人たちが皆、つらい思いをするところだった。


中途半端な気持ちで大型犬を飼わないでいただきたい。
玄関の開閉や戸締まり等、他人が見たら大袈裟だと笑うくらい神経使うべきだ。

私もサクラと歩き始めて１１年、今でこそゆったり歩いているけど、
３歳までは何度も引きずり倒された。
今でもなにか夢中になるものがあるとその瞬発力は半端じゃない。
それでもリードはしっかり握りしめたまま。
頭を打って意識を無くしてもリードだけは手放すまいと覚悟を決めて歩いてきた。
現実には離れるんだろうけど…。


なにはともあれ、事故にならなくてよかった。
本当によかった。


あの状況を飼い主が見ていないことが残念でならない。
きっとたいしたことなかったと思っているだろう。
そんなものだ。
小学生の男の子２人、これがトラウマにならないことを願っている。

ちなみに私、轢かれた直後（…と思われる）の猫を見たことがある。
サクラがまだ１歳になる前、散歩を始めて間もない頃、夜１１時過ぎの踏切で。
むごいものです。
今でも鮮明に記憶している。
家までの道すがら、涙がぽろぽろこぼれてとても困った。
そんな形で命を落とした猫ちゃん、
飼い猫だったなら飼い主さん、
轢いてしまった運転士さん、
いろんな思いが入り乱れて・・・。

コロスケを二度と外に出さないと心に決めた夜でした。

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